PR

チャコリクガメ

ナンベイリクガメ属

チャコリクガメについて

写真がありません。
著作権フリーで画像を提供してもいいという方がおりましたら、2枚(アイキャッチ用、本文用)ご提供いただけると幸いです。画面下の「お問い合わせフォーム」からご連絡をお願いいたします

保全状況(レッドリスト区分)

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて危急種に区分されています。
これは「野生絶滅の高い危険性」がある種であることを意味します。

生息地

ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンをまたぐ比較的狭い地域に多く生息しています。

カリブ海沿岸の多湿な地域に多く住んでいる同属のアカアシガメやキアシガメと異なり、砂漠や乾燥した草原などに生息している乾燥系リクガメです。岩陰や掘った巣穴で生活しています。日本の夏は湿度が高過ぎるので、40~50%の湿度を保つためにファンなどで風を送って乾燥させたりする工夫が必要です。とはいえ水分を取らな過ぎても便秘になったり尿酸が溜まったりしてしまうので、エサに十分水をかけてあげるなどの対応も必要です。

甲長

25~30㎝
小柄な部類で最大でも30㎝を超えることはほぼありません。同属のアカアシガメやキアシガメとは、最適な湿度だけでなく体の大きさも異なります。
※旧チャコリクガメのパンパリクガメは40㎝を超える個体もいましたが、現在では別属とされています。

寿命

30~50年
飼育環境や個体差により50年以上生きる場合もあります。

販売価格

100,000~300,000円
同属のアカアシガメやキアシガメほど流通量が多くないため、リクガメの中では高額な部類に入ります。幼体より成体が高く、雄より雌が高くなります。成体で産卵経験のある個体はより高くなります。また甲板の形や色の綺麗さ、亜種の違いで価格は変動します。

特徴

ボリビア・パラグアイ・アルゼンチンと、ブラジルの極一部にまたがる半砂漠地帯であるグランチャコに生息していることからチャコリクガメと名付けられました。

雑食性が強い同属のアカアシガメやキアシガメと異なり草食性で、野草や多肉植物を好んで食べます。アカアシガメ・キアシガメとは生活環境・体の大きさ・エサ全て異なりますが同属なので近縁です。長い年月を掛けて生息地の環境などに適応していくと近縁でもこのように違いが出のは面白いものです。

タイトルとURLをコピーしました