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インドホシガメ

リクガメ属
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インドホシガメについて

保全状況(レッドリスト区分)

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて危急種に区分されています。
これは「野生絶滅の高い危険性」がある種であることを意味します。

またCITES 附属書Iに分類されており、マイクロチップの生体への挿入が義務化されています。

生息地

アジア大陸南部、スリランカに生息しています。これらの地は季節風の影響で雨季・乾季が存在しますが、それらに対応して生活しています。

多くは多湿の森林や草原に生息する多湿系リクガメです。岩陰・木陰・窪み・穴などを巣にして生活しています。

甲長

25~35㎝
あまり大きくなり過ぎず、ペットとして飼育するのに適したサイズです。

寿命

25~35年
飼育環境や個体差により35年以上生きる場合もあります。

販売価格

50,000~200,000円
幼体より成体が高く、雄より雌が高くなります。成体で産卵経験のある個体はより高くなります。また甲板の形や色の綺麗さで価格は変動します。

CITES 附属書Iに分類されているため、マイクロチップを生体に挿入されて販売されます。マイクロチップはリクガメにとって異物であるため、体が小さく抵抗力が弱い幼体に挿入することに賛否両論あります。しかもインドホシガメの幼体は同属のビルマホシガメより更に抵抗力が弱いとされているため、安全に挿入できるのは更に育ってからでないと難しいと考えられ、生まれて日が浅い幼体を購入できる機会は減っています。
但しマイクロチップの小型化は年々進んでいくと思われるので、挿入の安全性は高まって行くものと思われます。

特徴

インドに多く生息していることと、黒い甲の各甲板にクリーム色の放射状の模様があり、それが星形に見えることからインドホシガメと名付けられました。背甲・腹甲ともに放射模様が入っています。同じリクガメ属の近縁に姿形が良く似たビルマホシガメがいますが、腹甲に放射模様が入っていないため簡単に見分けられます。

背甲はドーム状に盛り上がっており、椎甲板・肋甲板の各々が盛り上がっています。特に椎甲板の盛り上がりが顕著です。そのため、天井の低いシェルターでは甲がつかえて中に入ることができません。

基本的には草食傾向ですが、野生下では動物の死骸や貝を食べている個体もいたようです。飼育下では草食種と同様のエサを与えれば問題ないと考えられています。

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