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パンケーキガメ

パンケーキガメ属(1種)

パンケーキガメについて

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保全状況(レッドリスト区分)

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて絶滅寸前種に区分されています。
これは「個体数が極めて減少している」または「今後個体数が激減すると推測される」種であることを意味します。基準は「3世代以内に個体数が80%減少した」または「今後減少する可能性が高い」ことです。

またCITES 附属書Iに分類されており、マイクロチップの生体への挿入が義務化されています。

生息地

インド洋に面したケニア南部・タンザニア北部と、少し内陸のザンビア北東部に生息しています。

高度の低い山地や丘の乾燥地帯に多く生息している乾燥系リクガメです。岩陰や倒木の下などで生活しています。

甲長

15~20cm
かなり小型の部類でペットとして飼育するのに適したサイズです。

寿命

20~30年
飼育環境や個体差により30年以上生きる場合もあります。

販売価格

20,000~100,000円
幼体より成体が高く、雄より雌が高くなります。成体で産卵経験のある個体はより高くなります。また甲板の形や色の綺麗さ、亜種の違いで価格は変動します。

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて絶滅寸前種に区分されていますが、繁殖個体が多く流通しているため極端に高い価格ではありません。

CITES 附属書Iに分類されているため、マイクロチップを生体に挿入されて販売されます。マイクロチップはリクガメにとって異物であるため、体が小さく抵抗力が弱い幼体に挿入することに賛否両論あります。しかしマイクロチップを挿入しない状態での譲り渡しはできません。

特徴

柔らかく弾力性がある扁平の甲羅を持っていることからパンケーキガメと名付けられました。

雌は雄より甲高が高く、背甲の幅も広くなっています。他の種に比べ頭部の比率が少し大きく、背甲が扁平であるため頭部が大きく見えます。

敵に襲われそうになった際には低い甲高を活かして岩の隙間に入り、腹甲を膨らませて引きずり出されるのを防ぎます。

草食性で乾燥した草や多肉植物を好んで食べます。飼育下では野菜や野草もよく与えられています。

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