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フチゾリリクガメ

チチュウカイリクガメ属

フチゾリリクガメについて

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保全状況(レッドリスト区分)

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて低危険種に区分されています。
これは「現時点で絶滅の恐れがなく」、「近い将来においても絶滅する可能性が低い」種であることを意味します。

生息地

ヨーロッパ南部の地中海沿岸に多く生息しており、イタリアのサルデーニャ島には移入されました。

乾燥地帯や農耕地に多く見られる乾燥系リクガメです。岩陰や穴に隠れて生活しています。

甲長

30~39㎝
30㎝を超えるので、飼育するためには同じチチュウカイリクガメ属のギリシャリクガメ(20~30㎝)よりも大きなケージが必要になります。

寿命

25~35年
飼育環境や個体差により35年以上生きる場合もあります。

販売価格

18,000~50,000円
幼体より成体が高く、雄より雌が高くなります。成体で産卵経験のある個体はより高くなります。また甲板の形や色の綺麗さ、亜種の違いで価格は変動します。

現在流通しているのはほぼ基亜種のオオフチゾリリクガメで、マルギナータリクガメという名前で販売されていることが多いです。

また最大甲長が40㎝ほどになる可能性があるので、広めの飼育環境を準備する必要があり、そちらの費用も考慮しなければなりません。将来的なことを考えると初めから120㎝のケージを準備しておくことをおすすめします。

特徴

縁甲板の後部が外側に反っていることからフチゾリリクガメと名付けられたと言われています。雌より雄の方が大きく反る傾向があります。また基亜種のオオフチゾリリクガメは英名のマルギナータリクガメで呼ばれることの方が多いです。

幼体の頃は縁甲板の反りがほとんどないので、ギリシャリクガメやヘルマンリクガメと姿形が似ているように見えます。しかし成体になると甲長は最小でも30㎝を超え、縁甲板の後部が外側に大きく反ってくるので全く違う種だということが明らかになります。

諸説ありますが亜種は、オオフチゾリリクガメとペロポネソスフチゾリリクガメの2種とされています。ペロポネソスフチゾリリクガメは穴掘りが得意で、2~3mの穴を掘って巣穴とすることがあります。

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